サイボーグ009/島村 ジョー
18歳。日本国出身。 「00ナンバーサイボーグ」と呼ばれる中で一番の最新型サイボーグ。最後の1人と称された通り、8人の仲間に最後に合流する。目覚めた当初は記憶を失っていたが、しばらくして自分が何者なのかを思い出す。孤児として育った彼にとっては家族ともいえる仲間に出会えて表情が豊かになっていく様子は微笑ましい。 性格は、『弱きを守り強きを挫く』優しい。ただ自分が正しいと信じたことにたいしては曲げることのない信念の強さを彷彿とさせる。本来は争いを好まない性分だが、ある種『降りかかる火の粉』は躊躇せず払う所があるようだ。 特殊能力は地上をマッハ5で駆ける「加速装置」平成版アニメではさらに上の機能までついているらしい。兵器的性能が他8人よりも最も優れている為、8人の中ではリーダー(アイドル?)的存在である。 「こい!!僕が相手になってやる!!!!!」
サイボーグ001/イワン ウイスキー
0歳。ロシア出身。 人間は生まれてから死ぬまでに使用する脳の用量は全体の30%にしか満たないとされている。使用されない脳の用量を『ナイトヘッド』というが、彼の場合その『ナイトヘッド』を覚醒させた、サイボーグというより人造超能力者にあたる。 ナンバーの通り、ブラック・ゴーストに初めて改造させた人物で、どうやら実の父親によって改造させたらしい。彼の場合は『過去からきたサイボーグ』の第1号ともいえるだろう。 性格は、多種多用な知識を持ち、子供ながらの純粋さを持ち合わせているが、逆に純真さゆえの非情さもありありとさせる。 特殊能力は、テレキセス、サイコバリア、テレポーテーション、予知能力等あらゆる力を発揮している。 ただ身体能力への負担からか一度眠ると15日間は目が覚めることはない。よってだいたいフランソワーズ(003)かジェロニモ(005)によって守られている。8人の頭脳的な役割を持っているようだ。 「僕たちはブラックゴーストに鎖で繋がれている。だけどその鎖を自分たちの力で強い絆に変えることができるかもしれない」
サイボーグ002/ジェット・リンク
18歳。アメリカ出身。 『過去からきたサイボーグ』の1人。第1話ではジョー(009)と初めてじかに接触した00ナンバーサイボーグ。やや気の短い態度で物事を進める性分ではあるが、一番情に厚いようにも想える。最新型のジョーとは多少ライバル意識のようなものを感じたが今では良き相棒のようなところがある。一匹狼的なところが多々見られるのは失うものの怖さを知っているからなのだろうか。意外と絵心もあり、独自のセンスを持っている。冷静さを意識しているものの熱くなり易いタイプ。そこがまたいい奴だv 特殊能力は、胸部に付いたジェットエンジンによって、空をマッハ5のスピードで飛行することが出来る。
また旧式ではあるが、加速装置も内蔵されている。 「落ちたいなら言え。どこに落ちたい?」
サイボーグ003/フランソワーズ・アルヌール
19歳。フランス出身。 9人の中では唯一の女性サイボーグ。紅一点で美人さんですねv ジョーとの会話の中にありましたが、彼女も『過去からきたサイボーグ』の1人なのです。兄のことを誇りに想いながらイワン(001)やギルモア博士の指示を各自に飛ばすサポート的な役割を持っている。 女性として気の細やかな配慮に気が利く。ドルフィン号のネーミングも彼女によるもの。脱走したばかりの時は闘いたくないとしていたが、仲間ともに生きるためには闘いをもやむをえないとかんじたのだろうか。ジョーと年齢が近いからか(いや、設定の・汗)気にかけている感じ。ジョーも何かと彼女やイワンを助けたりしているし。良きお姉さんのように想えてしまうのはわたしだけかしら。 性格は、いじめっ子と戦ったというほどなかなかに勇ましい性分のようで、時折周りの意見を抑えこんでしまうような気迫を感じるのも……わたしだけか?特にジェット辺りは……ねぇ(苦笑) 特殊能力としては、聴力と視力を限界まで改造されているために主に索敵能力に優れる後方支援な人。 「信じて欲しいの。……わたしたちを」
サイボーグ004/アルベルト ハインリヒ
30歳。旧東ドイツ出身。 9人の中で一番機械化された割合が高い人物。そして『過去からきたサイボーグ』の一人。第4話にあるように旧東ドイツから亡命途中に最愛の女性を失っている。よってかあまり自分の感情を出すことをしないようにも想える。また、『冷静沈着』とはこの人のためにあるような言葉で9人の中で一番統率力、判断力の優れた方。ええ、ごめん。刹那この方大好きなのv ジョーとある意味ラヴラヴ(別に変な意味ではなく・汗)な人。ただ一番仲間というものを大切にしようとしているようにも思える。そこ行くと、ジョーを弟みたく思っているのだろうか? 全身右手にマシンガン、左手にレーザーナイフ、両膝に対戦車ミサイル、体内に小型爆弾の全身武器のサイボーグで、『死神』と称されることもあるらしい。だが、その実『人間』であることに執着していて感情はだれよりも豊かなのだと思う。 「……けどな、切り捨てる事なんかできないんだ。そんなことをしたら俺はただの機械人間になっちまう」
サイボーグ005/G・ジュニア
27歳。北米出身。 気は優しくて、力持ち……そのままの人物。巨体ながらも口数は少なく、常に状況を察している感じ。自然とともにいる……というか能力ではなくて勘の鋭い人。今のところ後方支援的なポジションにいるが、実際のところかなり活躍はできるだろうな。ギルモア博士とかイワンとかフランソワーズを身をもってかばったり守ったりしているお方。面倒見が良い所がまたステキ。 意外とピュンマ(008)とコンビで登場するシーンが多く、親子みたいに思えるのが好き。ほのぼのとしていて良いvv 特殊能力は、大抵の攻撃は跳ね返す超硬装甲のボディーと、一千人力の力を持つ通称「アイアンマン」。
戦車とか投げ飛ばしてくれます。 「……その雨がもう1週間も我々を守ってくれている」
サイボーグ006/張々湖(ちゃんちゃんこ)
42歳。中華人民共和国・広東州出身。 9人の中で一番料理の上手な人(笑)様々な食材を余す所なく使い、他のメンバーをサポートしてくれる。これはすごいよ!! ブリテン(007)とドツキ漫才をして場をなごましてくれる。結構ピュンマとのやり取りも多いですな。食事を通してメンバー同士の交流を図ってくれているように思う。意外といろいろ考えているよね。 特殊能力は、口から超高温の炎を吐き、熱線砲として使用する他、地盤を溶解し、地中行動が出来る。場合によっては水も吹くらしい(微笑) 「何いうか!!腹が減っては戦は出来ぬ。少しでも栄養のあるものを食べてもらおうと思って作ったのことよ」
サイボーグ007/グレート・ブリテン
45歳。イギリス出身。 英国紳士として詩的にも文学的にも一番知識のある人物……かな。張張湖(006)とともに良きムード・メーカーであり、一番年長の人物にあたる。タイプライターを愛用し、常に戯曲を書きつづける。だからか、結構ところ構わずセリフまわしを披露していたりするおちゃめなお方。 特殊能力は、体の分子配列を変換させ、万物に変身する力をもつ。これってすごいことですよね。なんにでも変身できちゃうなんて。生き物は勿論のこと石とかにも変身できちゃうからすごい。で、おへそのボタンを押すと元に戻るの。ユーモラスにあふれた良い人です。 「ロケットランチャー背負ったカラスの目立ち方っていうのも相当なもんだと思うけども……」
サイボーグ008/ピュンマ
22歳。アフリカ出身。 戦闘のプロフェッショナルとして登場する、結構クールでかっこいいなぁ〜〜と思っていたらギャグにも精通している頼もしい人。銃火器類の扱いに長けていらっしゃる……どころか最新機器、航空機、潜水艦などなどなんでも操縦可能なすごいお方。ジョーが合流する第1話では、ちゃっかりサポートに来てくれている辺りがステキです。主にジェロニモ(005)とコンビを組んでいることが多いのかな?そして意外と詩人ということも判明(微笑) 特殊能力としては、彼は水中活動に特化したサイボーグであるからドルフィン号等の特殊な乗り物に頼らなくとも半永久的に水中、深海での行動が可能である。 「……我々の地球を作った理由を示している」
アイザック・ギルモア博士
63歳。ロシア出身。 ロボット・サイボーグ工学が専門分野。 9人には人として向き合う父親的キャラクター。9人と共にブラック・ゴーストへ反旗を翻した中心的な人物。研究者として人間をサイボーグ化するということにある意味罪の意識を持っているのかもしれない。いきなり9人もの家族を持った父親のようでいまのところてんてこ舞い。知人も多く各国にまたがるようだ。
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