八丁堀の七人 (第6シリーズ)を邪ま偏見にお届けいたします。ネタバレの上、女性向ですの注意を。

第1話 「地獄を見た夫婦!幕府に恨みあり」

初めから青山さまと八兵衛さんの仲の良さを見せ付けてくれるシーンが。
いや、いきなりそこかっ!!!という声が聞こえてきそうですが、そんなところしか見ていなくてすいません。腐女子なもんで(泣笑)

商家で強請りをはたらく浪人の山崎と元金奉行の結城蔵人。そこに割って入る八兵衛さんと一郎太。ただ八兵衛は結城が元金奉行に勤めていて半年前に家禄没収になったことを知っているから、悩みながら「結城さま」と「さま」をつけてそれを止めようとする。結城はそれが気に入らないとばかりに八兵衛に詰め寄ったが、そこで青山さまが登場。それを抑えたんですけど、今までどこで何をしていたのですか、青山さま。タイミングが本当に絶妙なんですけど、心配で八兵衛さんの後をつけて回っていたわけじゃあ……。この方の登場のタイミングが毎度毎度ピッタリですよねv着流し姿がカッコいいんだよ。
同じ学問所で学んだ仲の結城の荒み方を遠目にみながらちょっと溜め息。八兵衛さんも心配そう。
ただ、今までにも青山様の同門とか同期とか、みなさん結構大変な目に合ってませんか?……いや、深い意味はないんですけど。なんとなく。

で、話はおやいちゃんの縁談話。
あぁ、もうそういう年頃なのか、とちょっぴり親心な心境で見守ってました。一部から見てきた私にとっておやいちゃんの登場は結構新しいな、と。ですから、もうそういう年月が経ったのかと思うと感慨深いものが……。
そして、見事に逃げる八兵衛さん(笑)弥生さんとのこともまだ着かず離れずなままだけどに、実の娘のように可愛がってきたおやいちゃんの縁談ともなれば父親として当然か。

でも、なぜ逃げ込む先が、青山さまのお宅なんでしょうか(萌)

他にも磯貝さんとか孫さんとか、まぁ、源吾は無理でも一郎太……いや、無理か。
「ちょっとお酒がありませんよ、お酒が」とか言いつつ、かなり酔いつぶれている八兵衛さんといつもは宥められるはずの青山さま。そのちょっとにやにやした顔が……何考えてるんですか(←お前が何を考えているんだ/笑)

やはりあの後は青山邸で酔いつぶれ、ですかね。
「仕方なねぇなぁ」とかブツブツ言いながらも酔っ払った八兵衛さんを寝間に連れて行く青山さま。世話焼きなのは八兵衛さんに限ったことじゃないですな。その晩、何があったか、いろいろと楽しすぎます(萌)

青山邸では、おやいちゃんの縁談話を聞いた市之丞さまも心中大慌て。確かに身分違いだから苦労はするだろうけれど、こうみるとやっぱりおやいちゃんと市之丞さまは相思相愛のような気が……。


探索も進む中、各所に散らばっていた糸が少しずつまとまってき始めた時、八兵衛さんの前に元許婚が登場!!八兵衛さんに許婚ってだけでもちょっとドキドキ。いや、私だけではないでしょうけど。何かにつけて奈津さんのこと、「元許婚の」とか言っている青山さま、貴方ですよ。なんか口調に含みを感じるのは、私の耳がおかしいからか?(いや、頭の中だろう)

再会もつかの間、どうやら奈津さんは結城と共にちょっとした騒動に関わっている様子。
それに勘働きながら気付いた八兵衛は彼女の呼び出しに出向き、そして酒を飲みまくる(笑)
銚子二本をほぼ一気飲み。今回は良く飲むなぁ、八兵衛さん。
奈津さんの企みというかそういうモノを勘付いていたからだとは思うんですが、お酒を追加して奈津さんが席を立った間に帰ちゃいます。何のために来たんだよってくらい早かった。まぁ、同じ店の別室に後半出てくる妙な親父と浪人の姿を見つけたからだろうとは思うんですが、すぐ来て飲んですぐ帰る、と。

その途中、あの別室にいた浪人にいきなり斬りかかられる八兵衛さん。うわっ、大ピンチ。
とっさに刀を抜いて、一、二度と斬りかわす。意外とすごいです、八兵衛さん。酔っててふら付いたりするけれど、さすが北町の同心。
理由を聞くも無論返答なしの浪人がいよいよ本気になって斬りかかって来た時、青山さま登場。いつからいたんですか、あなたは!!!(笑)ピンチの時には必ずやってきて助けてくれるヒーローみたいだよ、青山さま。まぁ、八兵衛さん限定ですけどね。このタイミングが大切。八兵衛さんの驚きながらも安堵する顔を見て、ニヤッと口端を吊り上げる様がまたカッコいいvv

捕物出役で結城たちを捕らえるため、出動する八丁堀の七人。
混乱、乱戦の捕物場面もすごく丁寧に作られていて見ていて心沸きました。いろんな小道具もでるし、役者さんたちが生き生きしている上、緊張感もあるという殺陣も素敵でしな。
そして奈津さんを泣かすな、と結城に詰め寄るのは八兵衛さん。青山さまじゃなくて、八兵衛さんなんですよ。ココがポイント!!!
案の定、苦戦しつつなんとか諭そうとする八兵衛さんの姿が熱い。いい人だよ、八兵衛さん。でも結城にもそれなりの意地があるわけです。自分の失態でもないのに責めを負わされて浪人になってしまった結城。辛酸を舐めたのはもちろん、この半年の間にもきっといろいろとあったはず。練りに練った計画を、己の命と引きかえにしてでも晴らそうとした意地は、刃となって八兵衛さんを襲います。それを止めたのもまた青山さま(笑)もうタイミングの良さには惚れ直すしかないね。うむ。
最期は結城が自刃して果てたわけですが、これは後悔の切腹ではなく、次へと繋ぐ意地の自刃なんですね。こうまでも結城を追い詰めた奴が逆に憎らしい。

そして、奈津さんが行方不明。後半へ続くのです。
それにしても、初っ端から萌えの多いこと多いこと。青山さまと八兵衛さんファンにはたまらないシーンばかりでしたよ。ドキドキ。こんなんじゃあ、毎回毎回萌え死にそうです(←バカ丸出し)